インフォメーション

学部2回生が胸骨圧迫とAEDの使い方の練習をしました。

 

 

必須科目である「医療管理・医療安全概論」の講義で、胸骨圧迫とAEDの使い方を学びました。本学では2015年から全ての新入生は新入生向けオリエンテーションで胸骨圧迫とAEDの使い方を学んでいますが(今年度の様子はこちら)、2023年度に入学したこの学年はCOVID-19の影響で対面ではなくオンラインでこれらを学んでいました。

 

ちょうど1年前に学んでいましたが、やり方を忘れている人もいて、思い出すことが出来てよい機会だったという感想がありました。またオンラインでは枕やクッション、体重計を準備して胸骨圧迫の練習をしてもらっていましたが、今回は胸骨圧迫の練習用キット「あっぱくん」を用いたことで、胸骨圧迫の正確な強さ、疲労の度合いがわかった、また同級生と共に行うことで交代の方法が学べたという感想がありました。1分間連続で胸骨圧迫を体験してもらいましたが、みんなヘロヘロになっていました。

 

同級生が心停止の方を救命した事例(詳細はこちら)や、京大を卒業するまでの4年間、25人に1人は人が倒れる場面に遭遇している研究成果(詳細はこちら)を紹介することで、胸骨圧迫とAEDの使い方を学ぶ意義をよく感じてくれたように思いました。倒れている人がいた時、見て見ぬふりをして素通りしない人間に育って欲しいと思っています。